当店の生地3種類について詳しく解説!
オリジナル手ぬぐいを作る上で外せないのが、生地選びですよね?
当店で扱っている生地は3種類あります。
ここではその3種の生地の特徴・違いについて説明します。
目次
生地「岡」について
真っ白でキメが細かいので、生地の中で1番にオススメしています。
生地「生成」について
漂白をしていない「岡」生地で、淡い生成り色をしています。
綿そのものの素朴な温かみのあるオフホワイトで、ところどころにある黒い糸のポツポツ(綿花のかけら)が良い雰囲気を出しています。
生地「総理」について
「総理」と「文」、ふたつの呼び方がありますが同じものです。太めの糸で織られ、厚手でざっくりとした質感が特長です。
比較「生地の色」
生地は染める前に「精錬」と言われる、熱いお湯で煮て生地についた汚れや不純物を取り除く工程があります。
その精錬の段階で、真っ白になるまで洗ったのが「岡」と「総理・文」。
真っ白にならないようにわざと色を残して仕上げたのが「生成」となります。
【生成】
生地の色は、いわゆるオフホワイトです。
白色の「岡」と「総理・文」と比べると、少し黄みがかった色をしています。
比較「厚み」
よくお客様より「厚いのはどっちですか?」とご質問をいただきます。
服の生地を始め、何でも一般的に「厚いと高級、薄いと安価」なイメージがありますが、
手ぬぐい生地は…実は、そうでもないんです。
手ぬぐいで使用される糸が細い分、たくさんの糸を使う事から、「手ぬぐい生地は糸が細いものの方が高級」とされるんです。
それでは、当店で使用している薄手の「岡」、厚手の「総理」を詳しくご説明します。
(※「生成」は「岡」と色が違うだけですので、「岡」と一緒にご説明させていただきます)
【岡/生成】
30番手(ばんて)の糸を使用しているため、薄手でキメが細かいです。
(※番手というのは糸の太さのことで、数字が大きいほど細くなります。)
【総理・文】
20番手(ばんて)の糸を使用しているため、厚手でざっくりしています。
岡よりも糸が太いので、当然厚みを感じられるということですね。
比較「サイズ」
生地によって幅が少しずつ違います。
これは、使用している糸の太さや、精錬(※熱いお湯で煮て生地についた汚れや不純物を取り除く)工程での縮み方に差があるからです。
布なので多少の誤差はありますが、基本的には下記サイズが基準になります。
【岡】 約35cm
【生成】 約36cm
【総理・文】 約34〜35cm
※総理は、岡や生成よりちょっと細めです。
比較「再現性」
【岡】
・真っ白なので色の発色が良く、スッキリとした印象になります。
・キメが細かいので柄の再現性も高いです。
・薄手なので裏面への色どおりも良くなり、裏面まできれいに染めることができます。
当店のお客様は、細かい絵柄のデザインが多いので、まず「岡」をオススメしております。
そして9割のお客様が「岡」を選ばれています。
【生成】
・オフホワイトの色を活かす、白地の多いデザインに向いています。
・ところどころにある黒い糸のポツポツ(綿花のかけら)が、ナチュラルな雰囲気を一層出してくれます。
【総理・文】
・真っ白なので色の発色が良いです。
・太めの糸で織られているので、細かい柄の再現が難しく、大きめの柄で、少し柄が滲んでも気にならないようなデザインに向いています。
・素朴で温かみのある、手ぬぐいらしい風合いを楽しめます。
・厚手なので、「岡」や「生成」よりも裏面まで色が通りにくいです。
当店で使用している生地3種と、染め見本が入った無料サンプル、差し上げます。
なんだかんだいっても、実際の再現性など、見て、触って、確かめたいですよね?
当店では、これからオリジナル手ぬぐいを作りたいとお考えの方に、サンプルを無料でプレゼントしております。
再現性や、質感の違いなど実際にお確かめください。
詳しくはこちらのページからお申し込みください。
最後に、生地の特徴をまとめてみました
当店で扱っている生地は3種類ですが、どれも個性があります。
生地や再現性についてご不明な点がありましたら、お気軽にこちらのページからお問い合わせくださいね。